Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

ヤングアダルト・児童文学

まはら三桃『カラフルな闇』  ★

カラフルな闇 作者: まはら三桃 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2006/04/20 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (4件) を見る 第46回講談社児童文学賞佳作受賞作品。だれもが、闇の中から自分だけの色を見つけだせるはず。不幸をもたら…

越谷オサム『階段途中のビッグ・ノイズ』  ★★★☆

階段途中のビッグ・ノイズ 階段途中のビッグ・ノイズの他のレビューをみる» 越谷 オサム 幻冬舎 --- (2006-10) 暑い夏、無意味に熱かった僕たち、ビールなんて苦くて飲めなかったあの頃―。だめな先輩のせいで、伝統ある軽音楽部が廃部になってしまう。がけっ…

森絵都『宇宙のみなしご』  ★★★★

宇宙のみなしご 宇宙のみなしごの他のレビューをみる» 森 絵都,杉田 比呂美 講談社 ¥ 1,365 (1994-11-10) 自分の力で輝いて生きるために。 いちばん辛い時は誰でもひとり。ひとりぼっちだからこそ、時々手をつなぐ友達を見つけたい――。中学生の姉弟が友人た…

森絵都『DIVE!!』下 ★★★★★

DIVE!!〈下〉 (角川文庫) DIVE!!〈下〉 (角川文庫)の他のレビューをみる» 評価: 森 絵都 角川書店 ¥ 580 (2006-05-25) オリンピック出場をかけて、少年たちの熱く長い闘いがはじまる! 2008年6月全国公開映画『DIVE!!』原作本。高さ10メートルから時速60キ…

あさのあつこ『NO.6』#2  ★★★

NO.6 〔ナンバーシックス〕 ♯2 (講談社文庫) NO.6 〔ナンバーシックス〕 ...の他のレビューをみる» あさの あつこ 講談社 ¥ 500 (2007-02-10) 2017年。聖都市「NO.6」を追われた16歳の紫苑がはじめて目にする外の世界、そして現実。ぼくは今までいったい何…

森絵都『DIVE!!』上  ★★★★★

DIVE!!〈上〉 (角川文庫) DIVE!!〈上〉 (角川文庫)の他のレビューをみる» 森 絵都 角川書店 ¥ 580 (2006-05-25) オリンピック出場をかけて、少年たちの熱く長い闘いがはじまる! 2008年6月全国公開映画『DIVE!!』原作本。高さ10メートルから時速60キロで飛び…

あさのあつこ『NO.6 #9』  ★★★★

NO.6〔ナンバーシックス〕#9 (YA!ENTERTAINMENT) NO.6〔ナンバーシックス〕#...の他のレビューをみる» あさの あつこ 講談社 ¥ 998 (2011-06-14) 崩壊する矯正施設から間一髪脱出した紫苑は、瀕死のネズミを救うため、イヌカシ、力河とともに市内に突入…

あさのあつこ『NO.6 #8』  ★★☆

NO.6〔ナンバーシックス〕#8 (YA!ENTERTAINMENT) NO.6〔ナンバーシックス〕#8 ...の他のレビューをみる» 評価: あさの あつこ 講談社 ¥ 998 (2009-07-25) 瓦解するNO.6、いよいよクライマックスへ。矯正施設の最上階でついに紫苑は沙布との再会をはたした…

あさのあつこ『NO.6 #7』  ★★★

NO.6〔ナンバーシックス〕#7 (YA!ENTERTAINMENT) NO.6〔ナンバーシックス〕#7 ...の他のレビューをみる» 評価: あさの あつこ 講談社 ¥ 998 (2008-10-10) 決して開くはずのない矯正施設の扉がついに開かれた。目指すは、沙布が囚われている最上階!紫苑とネ…

魚住直子『園芸少年』  ★☆

園芸少年 魚住 直子 高校生活をそつなく過ごそうとする、篠崎。態度ばかりでかい、大和田。段ボール箱をかぶって登校する、庄司。空に凛と芽を伸ばす植物の生長と不器用な少年たちの姿が重なり合う、高1男子・春から秋の物語。(Amazon) 高校入学した男の子…

森絵都『つきのふね』  ★★★★

つきのふね (角川文庫) 森 絵都 あの日、あんなことをしなければ…。心ならずも親友を裏切ってしまった中学生さくら。進路や万引きグループとの確執に悩む孤独な日々で、唯一の心の拠り所だった智さんも、静かに精神を病んでいき―。近所を騒がせる放火事件と…

工藤純子『ピンポンはねる』  ★☆

ピンポンはねる (TEENS’ENTERTAINMENT 3) 工藤 純子,勝田 文 はじめは卓球ドシロウトだった若菜が、友情のために猛特訓!小さな球に魂をこめて、強烈スマッシュをたたきこむ。(Amazon) 読むものがない……! ということで母の借りてたヤングアダルトを。挿絵…

あさのあつこ『NO.6 #7』  ★★

NO.6〔ナンバーシックス〕#7 (YA!ENTERTAINMENT) 影山 徹 変わり果てた沙布との再会、紫苑の慟哭 NO.6の地下を生き延びた紫苑とネズミは、不可能といわれた矯正施設の扉をこじ開け、ついに内部へ進入する。沙布が囚われている部屋で二人が目にしたものは。(…

濱野京子『フュージョン』  ★★☆

フュージョン 濱野 京子 何なの、これ? 何やってんだよ、あいつら。それが、あたしとヤツらの、そして、あたしとダブルダッチの出会いだった――。いま人気のスポーツを題材に、少女たちの交流と成長を描いた、感動のYA青春小説。 ちょっと足を暖めがてら……と…

梨屋アリエ『夏の階段』  ★★

夏の階段 (teens’ best selections) 梨屋 アリエ 希望に胸ふくらませて入学した高校。でも新しいクラスメイトとは、まだまだ微妙な関係で―地方都市の進学校・巴波川高校、通称ウズ高を舞台に、5人の高校生が織りなす、恋と友情、未来への葛藤。ほんのり甘く…

エリック・ウォルターズ『リバウンド』  ★★★☆

リバウンド Eric Walters,小梨 直 大事なのはシュートして得点をかせぐことだけじゃない。「失敗したシュートを次にどうやって決めるかだ」。カナダのとある町に住むショーンと車いすに乗った転校生デーヴィッド。バスケットボールが好きな二人の物語。(Ama…

水森サトリ『でかい月だな』  ★★★☆

でかい月だな 水森 サトリ ある満月の夜、友人に突然崖から蹴り落とされた中学生の「ぼく」。一命はとりとめるが、大好きなバスケットボールができない身体になってしまう。加害者の友人は姿を消し、入れ替わるように「ぼく」の前にあらわれたのは、インチキ…

水森サトリ『星のひと』  ★★

星のひと 水森 サトリ 特別な存在でありたいと願う中3のはるき。ある日、同級生の草太の家に隕石が落ちて来たことに嫉妬して、UFOが呼べると言ってしまい…。星はめぐり、人々はつどう。生の輝きを描く瑞々しい連作集。(Amazon) 母が借りてきたので、ち…

トーベ・ヤンソン『ムーミン谷の彗星』  ★★☆

ムーミン谷の彗星 (ムーミン童話全集) 下村 隆一,トーベ・ヤンソン,Tove Jansson 赤く長い尾を光らせた彗星が地球にむかってすすんできます。ムーミン谷は大さわぎ! ムーミントロールは彗星をしらべるために、遠い天文台へとでかけますが……。(Amazon) 実…

斎藤惇夫『冒険者たち ガンバと十五ひきの仲間』  ★★★

冒険者たち―ガンバと十五ひきの仲間 斎藤 惇夫,薮内 正幸 イタチと戦う島ネズミを助けに、ガンバと15ひきの仲間は、船で夢見が島に向いました。しかし、白毛のノロイがひきいる,どうもうなイタチの群れに追いつめられ、海岸の岩山で最後の決戦の時をむかえ…

あさのあつこ『NO.6 #6』

NO.6〔ナンバーシックス〕#6 (YA! ENTERTAINMENT) あさの あつこ, 影山 徹, 北村 崇 ついに

エーリヒ・ケストナー『ふたりのロッテ』  ★★★★☆

ふたりのロッテ (ケストナー少年文学全集 (6)) ケストナー, 高橋 健二 文句なしに双子がかわいい。お話としてのまとまりも、一番良い気がします。ファミリーに絞って書いてあるからかな。 おたがいを知らずに別々の町で育った、ふたごの姉妹ルイーゼとロッテ…

エーリヒ・ケストナー『動物会議』  ★★☆

動物会議 ケストナー, 高橋 健二 カラーで読みたかったな。せっかくの絵本だし。表題作以外に詩が何篇か。 第二次大戦が終わり、各国の首脳たちは世界平和を維持するために国際会議を重ねていますが、成果があがりません。それを見て怒った動物たちは、自分…

エーリヒ・ケストナー『点子ちゃんとアントン』  ★★★★

点子ちゃんとアントン (岩波少年文庫) エーリヒ ケストナー, Erich K¨astner, 池田 香代子 主役二人がかわいかった! お金持ちの両親の目を盗んで、夜おそく街角でマッチ売りをするおちゃめな点子ちゃんと、おかあさん思いの貧しいアントン少年。それぞれ悩…

エーリヒ・ケストナー『エーミールと三人のふたご』  ★★☆

エーミールと三人のふたご (ケストナー少年文学全集 (2)) ケストナー, 高橋 健二 子どもたちが短い間だけでも自分たちだけで生活する、というのは小さい頃誰もが憧れたことじゃなかろうか。 どろぼうを追跡してみごとにつかまえた、少年たちの大活躍から2年…

エーリヒ・ケストナー『エーミールと探偵たち』  ★★★

エーミールと探偵たち (ケストナー少年文学全集 (1)) ケストナー, 高橋 健二 男の子は友情・努力・勝利が好きですよね(ジャンプじゃないんだから)。 おばあちゃんをたずねる列車の中で、大切なお金を盗られてしまったエーミール。ベルリンの街を舞台に、少…

エーリヒ・ケストナー『飛ぶ教室』  ★★★★

飛ぶ教室 エーリヒ ケストナー, Erich K¨astner, 池田 香代子 私が読んだのは高橋健二訳だったけど、画像が出なかったので。名前の表記が微妙に違うな。 ボクサー志望のマッツ、貧しくも秀才のマルティン、おくびょうなウーリ、詩人ジョニー、クールなゼバス…

草野たき『透きとおった糸をのばして』  ★★★★

透きとおった糸をのばして 草野 たき 「世の中も時計も地球も動いてて、なのにあたしだけが動いてないなんて、死人みたいなもんだよ。あのブリキの人形といっしょ。それに、動かなかったら、先に進めないでしょ。それがどうかしたの?」 るう子ちゃんは言っ…

笹生陽子『ぼくらのサイテーの夏』  ★★★

ぼくらのサイテーの夏 笹生 陽子, やまだ ないと やまだないとってどこかで聞いたことある名前だと思ったら、「西荻夫婦」の人だったのか! 未読ですけど。カバー絵がツボでした。ナマ足! 一学期の終業式の日、ぼくは謎の同級生、栗田に「階段落ち」の勝負…

あさのあつこ『ラスト・イニング』  ★★★

ラスト・イニング あさの あつこ で、出てる! 予約し忘れたー! ということで池袋リブロで発見しそのまま一時間立ち読みしてしまった。だって短かったんだもの。230ページほどで、一ページにおける文字数も少ない。余裕ですね。 大人気小説「バッテリー」。…