Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

綾部恒雄編『文化人類学のフロンティア』

文化人類学のフロンティア 綾部 恒雄 さまざまに分化・発展を遂げてきた文化人類学の研究テーマ。現在どこまで到達し、どこへ向かおうとしているのか。人間と社会を読み解くための方法とその力を、各分野の第一人者が研究の軌跡に重ねて論じる。 漫画につい…

アラン・バーナード『文化人類学の歴史と理論』

人類学の歴史と理論 (明石ライブラリー) Alan Barnard,鈴木 清史 人類学は国ごとに異なる伝統によってどう定義されてきたのか、理論と民族誌の関係、共時的/通時的分析法の区別などの問題に焦点をあて、理論と実践とが深く結びついた人類学という学問の歴史…

速水健朗『ケータイ小説的。』  ★★★★

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち 速水健朗 ケータイ小説はなぜ生まれたのか? 浜崎あゆみ、NANA、郊外型ショッピングモール、携帯メール依存といったケータイ小説の「元ネタ」を探究すると、現代の若者たちの文化と生態が明らかに! 気鋭に…

パトリシア・K. タウンゼンド『環境人類学を学ぶ人のために』

環境人類学を学ぶ人のために パトリシア・K. タウンゼンド,Patricia K. Townsend,岸上 伸啓,佐藤 吉文 人間の存在に本気で吐き気がするね……。

紅玉いづき『MAMA』  ★★★

MAMA (電撃文庫 こ 10-2) 紅玉 いづき 海沿いの王国ガーダルシア。トトと呼ばれる少女は、確かな魔力を持つ魔術師の血筋サルバドールに生まれた。しかし、生まれつき魔術の才には恵まれなかった。ある日トトは、神殿の書庫の奥に迷い込んだ。扉の奥から呼ば…

綾部恒雄『文化人類学の名著50』

文化人類学の名著50 綾部 恒雄 文化人類学をやるにあたって避けられない、有名どころを50冊紹介。この本の素晴らしい点は一冊あたりに裂かれているのが多くても6ページってとこなので、何言ってんのかわかんない、となった時には次に進めるところです(笑)…

吉見俊哉『知の教科書 カルチュラル・スタディーズ』

知の教科書 カルチュラル・スタディーズ (講談社選書メチエ) 吉見 俊哉 教授が貸してくれた。ジェンダーについての論文が一番面白かったなあ、今更ジェンダー研究に鞍替えしたいと思ってしまうほどに。