2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ジーヴスと朝のよろこび (ウッドハウス・コレクション) P.G.ウッドハウス,森村 たまき 大分長いこと借りてた……早く返さねば。かっちりした小説を読む気になれないとき、というか小説すら読む気になれないにも関わらず、ちょこちょこ読めて愉快で大いに笑える…
The Anthropology of Religion: An Introduction Fiona Bowie 宗教人類学の教科書(と裏表紙に書いてあった)。二ヶ月くらいかけてちまちま読んでいたのが多分終わった。最初と最後以外適当に読んでいったので。 入門者のために語りかけるような文体で書いて…
文化人類学の方法と歴史 原尻 英樹 著者によると日本語でこの手の学説概論書は書かれていなかったそう。アレッと思ったら読書中の放送大学テキストをまとめたものでした。同じ人か。コンパクトにまとまってて読みやすかったよ。 構造機能主義ラドクリフ=ブ…
よくわかる文化人類学 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ) 綾部 恒雄,桑山 敬己 よく分かったかといえばまあ……一番最初に読むべき導入の書ですよね。見開きで一つの話題、なので読みやすいと思います。
岩波講座 文化人類学〈第10巻〉神話とメディア 青木 保 すごい……全部通して読んだのはほんの一週間前くらいのはずなのに、全く覚えていない……! 論文が10個くらい入ってたんだよね。神話とメディアについての。うん。それで……。
文化人類学入門―古典と現代をつなぐ20のモデル 山下 晋司 少しずつ意識に定着してきたんじゃないかと……(院試は九月半ばです)
ボートの三人男 (中公文庫) ジェローム・K.ジェローム 気鬱にとりつかれた三人の紳士が犬をお供に、テムズ河をボートで漕ぎだした。歴史を秘めた町や村、白や森をたどりつつ、抱腹絶倒の椿事続出、愉快でこっけい、皮肉で珍妙な河の旅がつづく。イギリス独特…
カルチュラル・スタディーズへの招待 本橋 哲也 言語、メディア、都市、スポーツ、ジェンダー、民族、歴史など、現代的分野で論点となっているテーマをコンパクトにまとめた、カルチュラル・スタディーズの「教科書」。「キーワード」+「図書紹介」+「練習問…
海を失った男 (晶文社ミステリ) シオドア・スタージョン,若島 正 これは……よくわからないがとてつもない引力……! 白痴の少女の美しい手に魅入られた青年ランは、その手を我が物とするために少女の家に移り住むが…エロスとタナトスの極致ともいうべき異形の愛…
彼岸過迄 (角川文庫クラシックス) 夏目 漱石 え、ええっ、これで終わり!? 消化不良の残る作品でした。もうちょっとオチをつけてもらえると凡人としては有難いんだがなあ……そこに至るまでの話はすごい好きなんだけど……もうちょっと何か……。 須永は世の中と…
ラン 森 絵都 昨今の女流作家ランニングブーム(笑)があったから、これも男子中学生が陸上を頑張っている話だと思いきや主人公は22歳フリーター女性でした。系統としては『カラフル』の方。でも、スポーツとしてのランについてもさらっと触れている感じ。安…
山ん中の獅見朋成雄 舞城 王太郎 面白くなかった! 今まで読んだ舞城でダントツに好きじゃなかった!笑 無意味な殺人や暴力はあまり好かないんだ。奈津川シリーズなんかだと愛が押し出されているから構わないんだけども。人間の品性や倫理というものは端から…