Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

海堂尊『チーム・バチスタの栄光』  ★★★☆

チーム・バチスタの栄光 チーム・バチスタの栄光の他のレビューをみる» 海堂 尊 宝島社 ¥ 1,680 (2006-01) 東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム「チーム・バチスタ」を作り、次々に成功を収めていた。ところが今…

時雨沢恵一『キノの旅』  ★★

キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫) キノの旅〈13〉the Beautiful...の他のレビューをみる» 時雨沢 恵一 アスキー・メディアワークス ¥ 599 (2009-10-10) 「何だ?」キノが『フルート』を構えてスコープを覗いて、今いる丘の上から地平線を見下ろ…

月本洋『日本人の脳に主語はいらない』  ★★★★☆

日本人の脳に主語はいらない (講談社選書メチエ 410) 日本人の脳に主語はいらない ...の他のレビューをみる» 月本 洋 講談社 ¥ 1,680 (2008-04-10) 英語で“I love you.”とは言っても、日本人は決して「私はあなたを愛している」などとは言わない。「雨が降…

高濱桂一『死者に聴く 現場からの法医学』  ★☆

死者に聴く 現場からの法医学 死者に聴く 現場からの法医学の他のレビューをみる» 高濱 桂一 鉱脈社 ¥ 1,500 (2010-09-23) いつ、どのようにして死んだのだろう?死者と法医学の対話。興味津津の10話。 第1章 死体を見て、その人がいつ頃死んだのかは、どう…

支倉逸人『検死秘録 法医学者の「司法解剖ファイル」から』  ★★

検死秘録―法医学者の「司法解剖ファイル」から 検死秘録―法医学者の「司法解...の他のレビューをみる» 支倉 逸人 光文社 --- (2002-07) 地下鉄サリン事件、有名人の変死、乳幼児突然死症候群、他殺か、自殺か-包丁が刺さった焼死体…。法医学の権威が初めて明…

海堂尊『イノセント・ゲリラの祝祭』  ★★☆

イノセント・ゲリラの祝祭 イノセント・ゲリラの祝祭の他のレビューをみる» 海堂 尊 宝島社 --- (2008-11-07) 映画化、テレビドラマ化もされた第4回『このミス』大賞受賞作の『チーム・バチスタの栄光』は累計320万部突破、続編の『ナイチンゲールの沈黙』も…

岩瀬博太郎『法医学者、死者と語る』  ★★★

法医学者、死者と語る~解剖室で聴く 異状死体、最期の声~ 法医学者、死者と語る~解剖...の他のレビューをみる» WAVE出版 ¥ 1,575 (2010-08-24) 不審死続出!なんと6人に1人が、本当の死因がわからないまま葬られている。壊れたニッポン社会と闘う、孤高の…

アゴタ・クリストフ『第三の嘘』  ★★★★☆

第三の嘘 (ハヤカワepi文庫) 第三の嘘 (ハヤカワepi文庫)の他のレビューをみる» アゴタ・クリストフ 早川書房 ¥ 693 (2006-06) ベルリンの壁の崩壊後、初めて二人は再会した…。絶賛をあびた前二作の感動さめやらぬなか、時は流れ、三たび爆弾が仕掛けられた…

アゴタ・クリストフ『ふたりの証拠』  ★★★★☆

ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫) ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)の他のレビューをみる» アゴタ クリストフ 早川書房 ¥ 693 (2001-11) 戦争は終わった。過酷な時代を生き延びた双子の兄弟の一人は国境を越えて向こうの国へ。一人はおばあちゃんの家がある故…

海堂尊『螺鈿迷宮』  ★

螺鈿迷宮 螺鈿迷宮の他のレビューをみる» 海堂 尊 角川書店 ¥ 1,680 (2006-11-30) 医療界を震撼させたバチスタ・スキャンダルから1年半。東城大学の医学生・天馬は、留年を繰り返し医学の道をリタイア寸前だった。ある日、幼なじみの記者・葉子から「碧翠院…