2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧
皆川博子が初読の人は面白いかもしれないが、何冊か似たような話を読んできた身としてはいまいちだなあ。強制徴募からオスマントルコに馴染むまでの流れは面白かったんだけど、やっぱり似てるんだよな。半身というモチーフ、二人のそれぞれのキャラクターな…
すごく面白くて読みやすかった。デビュー作に全てが詰まってる、のお手本みたいな話だ。木村榮一氏の翻訳は愛してるんだけど、現代小説を翻訳する際は女性の台詞の言葉遣いを一新してくれたら嬉しい。 螺旋 作者: サンティアーゴパハーレス,木村榮一 出版社/…
ツイッターで話題になっていたので読んだらめちゃくちゃ重くて打ちのめされたけどいい読書だった。初めての韓国小説が本書だったのは幸運だったのかもしれん。 こびとが打ち上げた小さなボール 作者: チョ・セヒ,斎藤真理子 出版社/メーカー: 河出書房新社 …