Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

Fiona Bowie『The Anthropology of Religion』

The Anthropology of Religion: An Introduction
The Anthropology of Religion: An Introduction
Fiona Bowie
 宗教人類学の教科書(と裏表紙に書いてあった)。二ヶ月くらいかけてちまちま読んでいたのが多分終わった。最初と最後以外適当に読んでいったので。
 入門者のために語りかけるような文体で書いてあって、著者自身の英語は割と分かりやすいんだけど、何しろ引用がとても多いので、そんな理解してないと思う(笑)でも有名な人物や著書の英語表記を把握できたのは助かる。英語の方が端的で分かりやすかったりするしね。マリー・ダグラス“Purity and Danger”とか。日本語だと何とかと汚穢、ですよ。難しいよ。
 フランス人のフーコー、スペルがFoucaultで、見たとき誰だこいつ? と思いました。ああフーコーね! 確かにフーコーだわ! ポワロと同じようなことになりました。
 もう一回通読すればどうにかなりそうな感じ。面白いことは面白いさ、自分の興味範囲だからね。