Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

2011-01-01から1年間の記事一覧

中山可穂『白い薔薇の淵まで』  ★★★★☆

白い薔薇の淵まで (集英社文庫) 白い薔薇の淵まで (集英社文庫)の他のレビューをみる» 評価: 中山 可穂 集英社 ¥ 460 (2003-10-17) ジャン・ジュネの再来とまで呼ばれる新人女性作家・塁と、平凡なOLの「わたし」はある雨の夜、書店で出会い、恋に落ちた。…

中山可穂『ジゴロ』  ★★★☆

ジゴロ ジゴロの他のレビューをみる» 評価: 中山 可穂 集英社 ¥ 1,470 (2003-02-05) カイは新宿二丁目界隈で顔の売れたストリート・ミュージシャン。ギター一本抱えて現れ、道行くビアンたちに愛のバラードを歌いかける。彼女に翻弄される女たちの切なくも…

あさのあつこ『NO.6 #8』  ★★☆

NO.6〔ナンバーシックス〕#8 (YA!ENTERTAINMENT) NO.6〔ナンバーシックス〕#8 ...の他のレビューをみる» 評価: あさの あつこ 講談社 ¥ 998 (2009-07-25) 瓦解するNO.6、いよいよクライマックスへ。矯正施設の最上階でついに紫苑は沙布との再会をはたした…

あさのあつこ『NO.6 #7』  ★★★

NO.6〔ナンバーシックス〕#7 (YA!ENTERTAINMENT) NO.6〔ナンバーシックス〕#7 ...の他のレビューをみる» 評価: あさの あつこ 講談社 ¥ 998 (2008-10-10) 決して開くはずのない矯正施設の扉がついに開かれた。目指すは、沙布が囚われている最上階!紫苑とネ…

金城一紀『レボリューションNo.3』  ★★★★

レヴォリューション No.3 (角川文庫) レヴォリューション No.3 (角...の他のレビューをみる» 評価: 金城 一紀 角川グループパブリッシング ¥ 540 (2008-09-25) 「君たち、世界を変えてみたくはないか?」オチコボレ男子高に通い、死んだような毎日を送って…

ジェイ・イングラム『そうだったのか! 見慣れたものに隠された科学』  ★★★★

そうだったのか!―見慣れたものに隠れた科学 (ブルーバックス) そうだったのか!―見慣れたも...の他のレビューをみる» 評価: ジェイ イングラム 講談社 --- (1999-08) 科学は疑問をもつことから始まる。あくびはなぜ伝染する?なるべく雨に濡れない歩き方は?…

中田永一『吉祥寺の朝比奈くん』  ★★☆

吉祥寺の朝日奈くん 吉祥寺の朝日奈くんの他のレビューをみる» 評価: 中田 永一 祥伝社 ¥ 1,680 (2009-12-11) 交換日記始めました! 恋人同士の圭太と遥が内緒で交わしていた交換日記。二人だけの秘密だったはずが…。 ラクガキをめぐる冒険 高校二年のとき…

河合香織『セックスボランティア』  ★★★

セックスボランティア (新潮文庫) セックスボランティア (新潮...の他のレビューをみる» 評価: 河合 香織 新潮社 ¥ 460 (2006-10) 「性」とは生きる根本―。それはたとえ障害者であっても同じことだ。脳性麻痺の男性を風俗店に連れていく介助者がいる。障害…

上野千鶴子『おひとりさまの老後』  ★★★

おひとりさまの老後 おひとりさまの老後の他のレビューをみる» 評価: 上野 千鶴子 法研 ¥ 1,470 (2007-07) 結婚していようがいまいが、だれでも最後はひとり。「これで安心して死ねるかしら」 今更読んだ。出た当初話題になってたのは知ってたけど、かわい…

米澤穂信『折れた竜骨』  ★★★★

折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア) 折れた竜骨 (ミステリ・フロ...の他のレビューをみる» 評価: 米澤 穂信 東京創元社 ¥ 1,890 (2010-11-27) ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナはある…

今日の読書

記事を上げるのが久々すぎてやり方忘れてた(ロリポブログがJUGEMに変わってしまったので、慣れてなくて)。大阪の地に越してきて二ヶ月、ようやく読書習慣が戻ってきたのでぼちぼち更新します。0605 東北関東大震災。私はその前日に旅行から帰国し、地震で…

米澤穂信『ふたりの距離の概算』  ★★

ふたりの距離の概算 ふたりの距離の概算の他のレビューをみる» 評価: 米澤 穂信 角川書店(角川グループパブリッシング) ¥ 1,470 (2010-06-26) 春を迎え、奉太郎たち古典部に新入生・大日向友子が仮入部することに。だが彼女は本入部直前、急に辞めると告げ…

ジョー・ウォルストン『暗殺のハムレット』  ★★★★

暗殺のハムレット (ファージング?) (創元推理文庫) 暗殺のハムレット (ファージ...の他のレビューをみる» ジョー・ウォルトン (2010-07-27) ドイツと講和条約を締結して和平を得たイギリス。政府が強大な権限を得たことによって、国民生活は徐々に圧迫されつ…

飛浩隆『象られた力』  ★★★★☆

SF

象られた力 kaleidscape (ハヤカワ文庫 JA) 象られた力 kaleidscape (ハ...の他のレビューをみる» 飛 浩隆 (2004-09-08) 惑星“百合洋”が謎の消失を遂げてから1年、近傍の惑星“シジック”のイコノグラファー、クドウ円は、百合洋の言語体系に秘められた“見えな…

2010年まとめ

あけましておめでとうございます。年末に書きたかったんだけど、今年も年明けになりました。2010年は就活と修論で終わってしまったw これからスイスとアルゼンチンへ旅行予定です。 読書は2009年より更に減ったかなあ。北原みのりをきっかけにフェミニズム…

ダグラス・アダムズ『銀河ヒッチハイクガイド』  ★★★★★

SF

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫) 銀河ヒッチハイク・ガイド (...の他のレビューをみる» ダグラス・アダムス (2005-09-03) 銀河バイパス建設のため、ある日突然、地球が消滅。どこをとっても平凡な英国人アーサー・デントは、最後の生き残りとなる。アー…

ジョー・ウォルストン『英雄たちの朝』  ★★★

英雄たちの朝 (ファージングI) (創元推理文庫) 英雄たちの朝 (ファージングI...の他のレビューをみる» ジョー・ウォルトン (2010-06-10) 1949年、副総統ルドルフ・ヘスの飛来を契機に、ナチスと手を結ぶ道を選んだイギリス。和平へとこの国を導いた政治派閥…