Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

ダグラス・アダムズ『銀河ヒッチハイクガイド』  ★★★★★

 銀河バイパス建設のため、ある日突然、地球が消滅。どこをとっても平凡な英国人アーサー・デントは、最後の生き残りとなる。アーサーは、たまたま地球に居た宇宙人フォードと、宇宙でヒッチハイクをするハメに。必要なのは、タオルと“ガイド”―。シュールでブラック、途方もなくばかばかしいSFコメディ大傑作。(Amazon

 SFの古典だし、マーティン・フリーマンが映画主演したので読むしかないということでようやく手を出しました。これは素晴らしいユーモアSFwww 先に映画見ちゃったから内容は大体分かってたんだけどやはり可笑しいなw
 本筋に関係のない枝葉の部分がとにかく可笑しいです。おいおいブラックすぎねーかと思わずでもなかったりしますがブリティッシュジョーク。「銀河ヒッチハイクガイド」自体も読んでみたいもんだよ。本書になかったけど映画にあったエピソードは続編から来てんのかな。続き読まないと何とも判断できないね。映画は映画だけを見ると「原作読まねば感」があるものの、読んだ後に考えてみれば、うまいこと作ってあるんだな(笑)非本筋のアニメーションもかわいかったし。原作のままだと映画のような救済はなされなかったんだが……いいのか?w(←ダグラス・アダムズ本人が脚本製作に携わり、エピソードを書き下ろしていたと教えていただきました)
 フォードは赤い巻毛だったんだね! 映画フォードは髪の毛なかったよね!笑 これでドラマ版もあるんだから外見のバリエーションは豊かだな。さっさと全巻取り寄せてさくっと読んでしまいたいです。ちなみに映画のマーティン@アーサーは絶妙にウザかったです。