ウォルター・アイザックソン『スティーブ・ジョブズ Ⅰ』 ★★★★
取材嫌いで有名なスティーブ・ジョブズが唯一全面協力した、本人公認の決定版評伝。全世界同時発売!
未来を創った、今世紀を代表する経営者スティーブ・ジョブズのすべてを描き切った文字どおり、最初で最後の一冊!!
本書を読まずして、アップルもITも経営も、そして、未来も語ることはできない。
アップル創設の経緯から、iPhone iPadの誕生秘話、そして引退まで、スティーブ・ジョブズ自身がすべてを明らかに。本人が取材に全面協力したからこそ書けた、唯一無二の記録。
伝説のプレゼンテーションから、経営の極意まで、ジョブズの思考がたっぷり詰まった内容。ビジネス書、経営書としても他の類書を圧倒する内容。
約3年にわたり、のべ数十時間にもおよぶ徹底した本人や家族へのインタビュー。未公開の家族写真なども世界初公開。
ライバルだったビル・ゲイツをはじめ、アル・ゴア、ルパート・マードック、スティーブ・ウォズニアック、そして後継者のティム・クック…世界的に著名なジョブズの関係者百数十名へのインタビュー、コメントも豊富に。まさに超豪華な評伝。(Amazon)
長い紹介文だね。笑 まだ一冊目しか読んでないんだけどメモ代わり。面白いです。パーソナルコンピュータの歴史としても(わたしの知識がなさすぎるがゆえにこの程度の記述ですら)面白いです。
iPhone4からAppleユーザーですが、会社自体や創立者についてはジョブズとウォズが始めたってことしか知らなくて(この二人およびビル・ゲイツとの関係がBL的に美味しそうというのは彼らを主人公にした漫画の紹介で知ってた笑)、ジョブズがここまでぶっ飛んだ人だと本当に知らなくて。
冒頭はドラッグと菜食主義と禅の話ばっかりだったんでびっくりした。ウォズが常に大きな熊さんみたいに書かれていることもびっくりしました。でもってビル・ゲイツと生年が一緒っていうのも、初期はAppleの方が売上げ上だったってのも、お互いの認め方も(ゲイツは一定認めているのにジョブズは認めてない)、おい漫画かよ。
開発したコンピュータの写真を入れといてほしいよねえ、その都度ググるの面倒くさいし。権利もらえなかったのかな。AppleⅡってあんなマシンだったのね〜マッキントッシュのCMはオーウェルだったのか〜Apple店舗の階段はNeXTから来ていたのか〜等、写真欲しかったです。
AppleⅡやマッキントッシュがものすごい美しいマシンだと散々情報を入れられた後でググったら、文章で書かれているよりは美しくなくてw、ちょっぴり残念でした。わたしのAppleの最古の記憶はあのiMacだからな……カラフルなやつ……あれは子供心にすごいかわいいと思ったしまだ覚えてる。
ピクサーがジョブズの個人資産を投じられて生きながらえたとかディズニーとの取引とかまーアンタ本当に知らなかったの? と言われそうですが知りませんでした。引き続き下巻を読んでiPhoneの開発ネタを知りたいです。
彼の恋愛遍歴をここまで書く必要はあったのだろうか……というのは若干疑問だ。別にコンピュータやAppleの歴史本じゃないからいいのか。ジョブズの伝記だから。