2014-12-07 松浦理英子『セバスチャン』 ★★★ 国内現代小説 セバスチャン (河出文庫) セバスチャン (河出文庫)の他のレビューをみる» 松浦 理英子 河出書房新社 ¥ 670 (2007-12-04) あなたにとって世界とは佐久間背理なんでしょう?…麻希子は大学を辞めた今も、同級生だった背理と「主人と奴隷」ごっこの関係を続けている。そんな麻希子の心に“身体的不自由”を武器にした少年が入り込み、やがて友人律子を巻き込んで三人の充足した日々が始まるのだが…未分化で豊かなセクシャリティを鮮烈に描く初期の傑作長篇。(Amazon) これはそこまで好きではないけどラストの泣き出すところは好き。