Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

Stepehn W. Hawking『The Illustrated Theory of Everything』

The Illustrated Theory of Everything: The Origin and Fate of the Universe
The Illustrated Theory of Everything: The Origin and Fate of the Universe
Stephen W. Hawking

 If we find the answer to that, it would be the ultimate triumph of human reason. For then we would know the mind of God.


 私に評価をつけるだけの英語力がないので、星はなしで。宇宙についての本。綺麗で写真や図も結構入ってて、読んでいて面白かったんだけど……いかんせん日本語でもわからない物理学やら量子論の世界を英語で理解しようだなんて甘かった。
 string theoryって言葉がよく出てきたから何だろ? って思ってたんだけど、ひも理論だねコレ! ひも理論なんて名前しか知りませんよ。いやあ難しい。
 でもなんとなーくわかったようなないような。著者はブラックホールを研究していた(いる?)らしく、ブラックホールについて結構なページが割かれていました。最初の方は古代から近代にかけての宇宙の捉え方とかだったのでわかったんだけど……宇宙が広がっているとか、ビッグバンの話とか、時間軸には三つあるとか、そんな感じで。
 最後の〆は究極の理論でしたね。宇宙の全てを解き明かすほどの理論。これはこの前読んだフェルミの本にも出てたけど、まだ見つからないからなあ。いつになることやら。
 昔の哲学者は科学で解明されたことが少なかったから、全てを知った上で哲学することができたけど、今は膨大すぎてそんなことは無理らしい。なので、哲学者の仕事は昔から現代にかけての哲学者の話を伝えること? だとか。最後の二・三ページはすっごくわかりやすかったんだけどなあ。宇宙は素晴らしいです。
 夏休みは英語の勉強のために洋書をもりもり読むつもりです。頑張る!