ソロコワ『ラフマニノフ―その作品と生涯』 ★★

ラフマニノフ―その作品と生涯
ソコロワ, 佐藤 靖彦
　ロシア文化についてのレポートでラフマニノフを取り上げようと思ったので。彼の一生が書かれているんだけど、曲の解説が結構長い。私はピアノ協奏曲二番と四つの小品・鐘しかろくに聞いたことがなかったので……そもそも歌曲やピアノ以外の曲はあまり聞かないので……ちょっと困った（笑）
　彼の有名なエピソードとしては、世間から酷評をうけ自信喪失していたときに、精神科医が「あなたは素晴らしい協奏曲が書ける」と暗示をかけてあげたってのがあります。自信を取り戻した彼が書いたのがピアノ協奏曲二番だっていうんだから、暗示の力って素晴らしい。
　私がラフマニノフに注目しだしたのは「のだめカンタービレ」のおかげ。鐘はほんといい曲だー。