サン・テグジュペリ『星の王子さま』 ★★☆
「たいせつなことはね、目に見えないんだよ……」
「ぼく、きみのそば、はなれないよ」
仏語学科の友達の課題に、「仏語で『星の王子様』の続きを考えなさい」というのがあったらしい。レポートとテストがいち早く終わった私に、日本語でいいから考えて! という依頼が来た次第です。伊坂の『砂漠』でサン・テグジュペリが気になっていたし面白そうだったしで引き受けることに。
サハラ砂漠に不時着した飛行士と、<ほんとうのこと>しか知りたがらない星の王子さまとのふれあいを描いた、永遠の名作。(裏表紙)
読み始めは意味がわからないよと思っていたんだけど、永遠の名作は伊達じゃない。意味がわからなかったのは私がきちんと理解しようとしなかったから。サン・テグジュペリは本書より前の方が良い、という意見は知ってるが本書も十分よかったのではなかろうか。
大人に対する批判と、目に見えないものの大切さ。なかなか実感するのは難しいんだけどねー。
私はその後の王子さまについて、つらつらと書いて友達に送っておきまsた。