J. D. サリンジャー『ナイン・ストーリーズ』 ★★☆
- 作者: J.D.サリンジャー,柴田元幸
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2012/07/20
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
バナナがどっさり入っているバナナ穴に行儀よく泳いでいき、中に入ると豚みたいにバナナを食べ散らかすバナナフィッシュ。あんまりバナナを食べ過ぎて、バナナ穴から出られなくなりバナナ熱にかかって死んでしまうバナナフィッシュ……グラース家の長兄、シーモアの謎の自殺を描く「バナナフィッシュにうってつけの日」ほか、九つのケッ作からなる自選短篇集。(Amazon)
全体的に難しかった。
「バナナフィッシュ日和」、ヤバい全然わかんないw
「バナナフィッシュにうってつけの日」の方がなじみがあるな。柴田先生のポール・オースター訳が好きだからこっち借りてきちゃったけど。村上春樹も訳せばいいのにと無茶ぶりしたい。
「ティンギーで」は優しいな。
「エズメに――愛と悲惨をこめて」。これはなかなかわかりやすかったのではないか!(サリンジャーの感想がイエスかノーの二択になってしまった)好きです。
「ド・ドーミエ=スミスの青の時代」はチャーミングでよかったと思います。
この短編集ってバナナフィッシュがぶっちぎりで分からないんじゃ。これが冒頭にあっていいのか笑 インパクトはあるけど下手したら投げてたぞ。バナナフィッシュ(漫画)読み返したくなってきた。