西尾維新『ロサンゼルスBB連続殺人事件』 ★★
DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件
西尾 維新, 大場 つぐみ, 小畑 健
「不気味というか無様というか、もしも私が休職中でさえなかったら、見かけただけで逮捕に踏み切るような、特上の不審人物です、この世界の人間を死んだ方がいい者とそうでない者に区分けするなら、間違いなく前者に属すでしょう。どうして自殺しないのか不思議なくらいの変態に見えます」
「…………」
まさに同人誌。色々とひどいけど、私にとっては良い方のひどさでした(笑)笑って許せる人には面白いと思う。ギャグとして読むべきです。これはLの過去の事件についての話なので、月好きな人(私)にはちょっと残念、みたいな。
属性? 眼鏡っ娘? ツンデレ? そんな言葉をデスノで使っていいんですか、というか一般読者は放置ですか(笑)
小説として読むには瑕疵がなあ……と思うけど、おふざけの面白さはありました。私は好きだよ。
「その必要はありません。私は攻めですから」
「攻めですか」
「はい、強気攻めです」
反応せざるを得なかったというか……(敗北感に打ちひしがれる)