ポプラの秋 湯本 香樹実 てがみは、こころのなかで、かくことにします。いままでより、もっともっとたくさんかきます。それでもおとうさんがさびしかったら、またでんわしてください。夜おそくても、いいです。それではさようなら。 彼女、老人と子供を通し…
No.6 (#3) あさの あつこ 「理屈じゃないんだ、ネズミ。ぼくが駆けつけたからといって、きみの助けにはならない……きみを助けることなんてできない。頭ではわかってる」 「けっこう。あんたが唯一、自慢できるのはその頭の中身だけだろうが。そこで、わかって…
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