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Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

ジョージ・オーウェル『一九八四年』  ★★★★☆

SF
一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

“ビッグ・ブラザー”率いる党が支配する全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。彼は、完璧な屈従を強いる体制に以前より不満を抱いていた。ある時、奔放な美女ジュリアと恋に落ちたことを契機に、彼は伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが…。二十世紀世界文学の最高傑作が新訳版で登場。(Amazon

 友達が日本から来るときに持ってきてもらった。有難うございました。

 中身は、頭の悪いことを言うと、頭の良い人が書いた現在(当時)批判と未来実験的SF。思っていたよりものすごくSFしていた印象。わたしがSF寄り読者だからそう捉えてしまうのかもしれないけど、書き方自体は文学的とは思いませんでした。ただオーウェルの頭のよさはひしひしと伝わってきたよ。その上、解説がピンチョンだからな。

 まったく古びていないどころか現代日本かと思ってしまうな。教養をつける目的で読んだけれど、すごく面白かったわ。