山根節『経営の大局をつかむ会計 健全な“ドンブリ勘定”のすすめ 』 ★★★
経営の大局をつかむ会計 健全な”ドンブリ勘定”のすすめ (光文社新書)
- 作者: 山根節
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/03/17
- メディア: 新書
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財務諸表をアバウトに見るだけで、次の戦略が見えてくる。楽天、ソフトバンクはなぜ何期も赤字を続けても成長するのか? ソニーはなぜ行き詰まったのか? トヨタ、セブン‐イレブン…、大企業はすでに金融業になっている。経理マン、会計士が絶対に教えてくれない経営戦略のための会計学。(Amazon)
私にはこの本の専門的妥当性はさっぱり判断できないんだけど、読み物としては飽きずに読み進められる内容。短いし。仕事上必要に迫られているので、とりあえずふんわりとした知識や用語だけでも……と思って手を出しました。BSとPLをサイズ感で掴むのはわかりやすくてよかったです(真面目に小学生並の感想)
ただし10年も前の本なのでトレンドはまったく移り変わっているし(シャープ……! 色々あって大損を引っ被ったシャープ!)、ITについては門外漢なんだなあという感じはする。あとジェンダー的にどうなのって部分は大いにある。洋菓子の練習問題の「その前に嫁を探さないとですね」という締めには脱力した。