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Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

川上弘美『いとしい』  ★★★

恋愛小説
いとしい (幻冬舎文庫)

いとしい (幻冬舎文庫)

「好きになるということは、好きになると決めること」母性より女性を匂わせる母と、売れない春画を描く義父に育てられた姉妹ユリエとマリエ。温かく濃密な毎日の果てに、二人はそれぞれの愛を見つける。高校教師になった妹マリエは教え子のミドリ子の兄と恋に落ちるが、ミドリ子の愛人は母の恋人だった…。芥川賞作家が描く、傑作恋愛小説。(Amazon

 文章があっさり目で、未成年少女と成人との性行為は出てくるけど不倫は一応なくて、思想的にも家父長制控えめなので比較的読みやすい部類かなと思います。しっかりおとぎ話系だけど。……川上弘美、一部除いてすごく好きじゃないんだよ!笑

 江國香織も思想的に全然合わないしたまにものすごい地雷を仕掛けてくるんだけど、でも好きで、川上弘美はどちらかというと嫌い枠だけど、文章は美しいよなと思っています。ついでに小川洋子も合わないけど好き寄り! 文章好き度は江國香織の三人称>小川洋子川上弘美の順。小川洋子は自分のフェチまっしぐらなところ少し好感が持てますよね〜。