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Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

2014年まとめ

――年間ベスト

 まだ早いけど思い立ったら記事を立てないと忘れるんだ。

津原泰水『読み解かれるD』 

 まずは津原さん、クロクロシリーズ完結おめでとうございます!!! 今年2月に買って以来、ことあるごとに読み返しております。

 男性陣のキャラ立てがいつもながら素晴らしい。鋭夫くんと史朗くんは津原史に残るオタク女子ホイホイですね。こんな感想しか言えずに申し訳ございません、最後の最後のページ配分よくぞやってくださいました。シリーズ読み始めたときは何でこんなに字がデカいのか、改行が多いのかとあまり好きじゃなかったんだけど、気づいたら大好きです。史朗くんを独身のままで終えてくださったことに感謝します。陽介くんもよかった!
 

ミランダ・ジュライいちばんここに似合う人

いちばんここに似合う人 (新潮クレスト・ブックス)

いちばんここに似合う人 (新潮クレスト・ブックス)

  次にミランダ・ジュライ。これは話題になってたから気になりつつも、なかなかとっつきにくくて読むのが遅くなった。もっと早く読めばよかった。地雷の多いフェミニストにとって安心して読める一冊かと。しかし本来は映画の人のようで、次作が出る気配がないのが大変残念です。こんなに小説が上手いのにっ……!

マリオ・バルガス=リョサ『都会と犬ども』 

都会と犬ども

都会と犬ども

  読もう。まずは読むんだ。話はそれからだ。もんどりうって奴隷!!! と叫ぼうではないか。こちらはホモソーシャル全開なのでそのへんのガードはきちんとして読んでください。

 今年読んだ中でダントツ面白かったです。これだから小説は! ノーベル賞作家に対して何を言ってんだって感じだけどね! でもリョサは絶対これから読むのがいいよ!

 今年は仕事の都合で中国に引越をしまして、日本語の本が手軽に入手できなくなってしまった。電子書籍もトライしてみたんですが、漫画はいけても小説は頂けませんでした。今は家族や友達に持って来てもらったり、帰ったときに買い込んだりしている。3年後には図書館とバスタブのある生活に戻りたい。