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Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

大崎善生『パイロットフィッシュ』  ★★★

人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない―。午前二時、アダルト雑誌の編集部に勤める山崎のもとにかかってきた一本の電話。受話器の向こうから聞こえてきたのは、十九年ぶりに聞く由希子の声だった…。記憶の湖の底から浮かび上がる彼女との日々、世話になったバーのマスターやかつての上司だった編集長の沢井、同僚らの印象的な姿、言葉。現在と過去を交錯させながら、出会いと別れのせつなさと、人間が生み出す感情の永遠を、透明感あふれる文体で繊細に綴った、至高のロングセラー青春小説。吉川英治文学新人賞受賞作。(Amazon

 iPhoneで読み始めてから一度もTwitterをのぞかないくらいには集中させてくれる話でした。まあ女性の書き方については……さておこう?笑 春樹とその近辺を何と無くは読んできているからある程度の免疫はついている。五十嵐と早苗さんがよかったです。というか文人出版の面々は何かよかったですね。読んだことのない作家の小説を読むというのは(大方)楽しい経験です。せっかくなので続編も読もう。
 でもやっぱり小説は紙で読みたいアナログ人間……紙で読んだらもっと良かったんじゃないかとも思うし……。