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Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

ユーディット・ヘルマン『幽霊コレクター』  ★★★☆

海外現代小説
「人生」という旅を、少しずつ受け入れるようになったあなたへ。親友が恋した男との、密会。老いた両親と旅して変化する、娘の感情。恋人以上だけど夫婦未満、微妙なカップルが旅の途中で出遭った「幽霊コレクター」…。ドイツで30万部を超えるベストセラーとなった青春の終りを予感する旅をめぐる、傑作短篇集。(Amazon

 いつのまにか全部読み終わってた。読んだ先から忘れていくので感想書き留めておかなかったのを後悔しているが、「ルート(女ともだち)」がこの本の中では一番好きだった&萌えた。文章を楽しむために読んでて、正直内容はあまり覚えてない(笑)
 ドイツ人名に慣れていないため三人称はちと読みにくかった。一人称はとても好き。というか「ルート(女ともだち)」が好き! それ以外だと、この本よりも一作目の短篇集である『夏の家、その後』の表題作や「ソニヤ」が印象に残っている。内容的な意味で。
 ヨーロッパ人が地続きであるヨーロッパを旅する、ということについて、日本で生まれ育った私にはどうしても想像が及ばない。ドイツ→アメリカならまだしも。日本から他アジア諸国を訪れるのとでは、海で隔たれているという点以外にも、色々と異なるところがあるね。