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Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

アゴタ・クリストフ『ふたりの証拠』  ★★★★☆

戦争は終わった。過酷な時代を生き延びた双子の兄弟の一人は国境を越えて向こうの国へ。一人はおばあちゃんの家がある故国に留まり、別れた兄弟のために手記を書き続ける。厳しい新体制が支配する国で、彼がなにを求め、どう生きたかを伝えるために―強烈な印象を残した『悪童日記』の待望の続篇。主人公と彼を取り巻く多彩な人物の物語を通して、愛と絶望の深さをどこまでも透明に描いて全世界の共感を呼んだ話題作。(Amazon

 クラウス!! クラウス早く!! と終始思っていたらラストであれだよ! ちょっと! 早く双子幸せになって!!!
 前巻のネタバレ含む。『悪童日記』では「ぼくら」だった主語が残った方のリュカ(Lucas)に変わってるんだけど、その名前の選択に、クリストフ全力で我々を萌え殺しにかかっているぞ……! とガタガタしました。リュカって。リュカってあなた。
 そしてペテール。ペテール……リュカとペテールがあまりにも萩尾望都竹宮惠子の世界。JUNE。股間に手を、ってところで目かっ開いたわ。世界的名作にそんな読み方するなよ……と言われそうだけどこれは仕方がない。だってJUNEだもの。ちょっと前作よりオタク的見方が濃厚になってしまってまともな感想書けないね……作品全体に漂う雰囲気も明らかにJUNEっぽくなってるしね……。さて『第三の嘘』へ行くとしますか。