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Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

本多孝好『ALONE TOGATHER』  ★☆

「ある女性を守って欲しいのです」三年前に医大を辞めた「僕」に、脳神経学の教授が切り出した、突然の頼み。「女性といってもその子はまだ十四歳…。私が殺した女性の娘さんです」二つの波長が共鳴するときに生まれる、その静かな物語。『MISSING』に続く、瑞々しい感性に溢れた著者初の長編小説。(Amazon

 ものすごいパターナリズム臭。本多さんは春樹チルドレンの中でもパターナリズム強い方だけど、高校生の頃の私はまったく違和感をおぼえずに済んでいたのだからすごい。柳瀬と熊谷の会話なんてもうお前は春樹か。元々好きではない話だったけれど、米澤穂信とは微妙に違った方向にこじらせているというか、とても鼻につく描写が多くて辟易しちまったぜ。でも参考にはしてるぜ。