本多孝好『正義のミカタ』 ★★★
正義のミカタ―I’m a loser
本多 孝好
いじめられっ子の亮太は自分を変えようと「正義の味方研究部」に入部する。果たして亮太は変われるのか。いじめ、リストラ、格差。こんな社会で生きていかなきゃならない、将来が少し不安なあなたに贈る、書き下ろし青春小説。(Amazon)
再読。正しいことと正しくないこと、善悪、あたりの微妙な感じを書きたいのかな。『MOMENT』あたりからそうか。何が正しいのか、腑に落ちるのか、立ち位置を自分なりに定めようとする主人公って。
決して明るくはない小説だわな(笑)希望はあるけれど。