Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

横山秀夫ベスト3

第三の時効
第三の時効
横山 秀夫
 結構読んでるつもりだったのに、13冊中8冊しか読んでいないことに気付く(しかも『動機』なんて読んだことを覚えていなかった)。……全然駄目じゃん。悔しいのでコンプしたいです。……恩田陸若竹七海、その他もろもろ、いつになるやら? トラキチさん、今回もよろしくお願いします~。

 1位 第三の時効
 2位 クライマーズ・ハイ
 3位 真相

 1、2は不動。第三の時効は話・キャラクターともに素晴らしかったかと。三つのチーム(?)が争いながらほろりと泣かせるところは最高でした。潤ってた! そして矢代くんの満面の笑みはきっと恐ろしいに違いない。クライマーズ・ハイも涙ぐみながら読了。新聞記者にはなれねえぜ……! と思いました。真相はあの救いようのなさがよし(笑)。良い悪いで割り切れるものじゃないものね。3位は今でも迷ってるけど、色々考えてこれにしました。恩田陸の時は男子高生好きが全面に押し出された感じになったけど、今回はオヤジだね。横山さんはナイスオヤジを書きますからね。
 他に既読なのは、『半落ち』(ミステリ&オヤジ好きになる前に読んだので大して楽しめなかった)、『顔』(女性主人公は新鮮だった。ドラマやってたね)、『動機』(ちゃんと感想を書かなかったことを悔やんだほど覚えてない)、『臨場』(誰か「声」を解説してください頼むから。タバコの話は最近どっかで見たんだがどこだ?)、『影踏み』(横山秀夫がこういうものを書くとは!)でした。ううん、最近めっきり読んでないぞ。