Memoria de los Libros Preciosos

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国内現代小説

本多孝好『MEMORY』  ★★

MEMORY (集英社文庫) MEMORY (集英社文庫)の他のレビューをみる» 本多 孝好 集英社 ¥ 540 (2013-09-20) 葬儀店のひとり娘に産まれた森野、そして文房具店の息子である神田。同じ商店街で幼馴染みとしてふたりは育った。中学三年のとき、森野が教師に怪我を…

川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』  ★★★

すべて真夜中の恋人たち (講談社文庫) すべて真夜中の恋人たち (講...の他のレビューをみる» 川上 未映子 講談社 ¥ 691 (2014-10-15) 「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」。わたしは、人と言葉を交わしたりすることにさえ自信がもてない。…

川上弘美『天頂より少し下って』

天頂より少し下って (小学館文庫) 天頂より少し下って (小学館...の他のレビューをみる» 川上 弘美 小学館 ¥ 551 (2014-07-08) “ふたたび恋を始めたのは、三十代の半ばころからだったか。その夏はじめてのプールにつかるときの感じだったな、あれは、と真琴…

川上美映子『愛の夢とか』  ★★

愛の夢とか 愛の夢とかの他のレビューをみる» 川上 未映子 講談社 ¥ 1,512 (2013-03-29) あのとき、ふたりが世界のすべてになった。なにげない日常がゆらいで光を放つ瞬間をとらえた、心ゆさぶる7ストーリーズ。(Amazon) 主婦ひいては女への悪意が感じら…

筒井康隆『男たちのかいた絵』  ★★★☆

男たちのかいた絵 (新潮文庫) 男たちのかいた絵 (新潮文庫)の他のレビューをみる» 筒井 康隆 新潮社 --- (1978-10-31) おくびょうで意気地なしでも、拳銃片手に怖いものなし――チンピラやくざの、カッコいい兄貴分へのあこがれが、屈折した心情に映し出される…

江國香織『神様のボート』  ★★★★

神様のボート (新潮文庫) 神様のボート (新潮文庫)の他のレビューをみる» 江國 香織 新潮社 ¥ 529 (2002-06-28) 昔、ママは、骨ごと溶けるような恋をし、その結果あたしが生まれた。“私の宝物は三つ。ピアノ。あのひと。そしてあなたよ草子”。必ず戻るとい…

江國香織『流しのしたの骨』  ★★★★

流しのしたの骨 (新潮文庫) 流しのしたの骨 (新潮文庫)の他のレビューをみる» 江國 香織 新潮社 ¥ 562 (1999-09-29) いまはなにもしていず、夜の散歩が習慣の19歳の私こと子、おっとりとして頑固な長姉そよちゃん、妙ちきりんで優しい次姉しま子ちゃん、笑…

小川洋子『ブラフマンの埋葬』  ★★☆

ブラフマンの埋葬 (講談社文庫) ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)の他のレビューをみる» 小川 洋子 講談社 ¥ 432 (2007-04-13) ある出版社の社長の遺言によって、あらゆる種類の創作活動に励む芸術家に仕事場を提供している“創作者の家”。その家の世話をする…

津村記久子『ポースケ』  ★★★

ポースケ ポースケの他のレビューをみる» 津村 記久子 中央公論新社 ¥ 1,620 (2013-12-09) 奈良のカフェ「ハタナカ」でゆるやかに交差する、さまざまな女の人たちの日常と小さな出来事。芥川賞受賞作『ポトスライムの舟』から5年後の物語。(Amazon) 『ポ…

森絵都『この女』  ★★★★

この女 (文春文庫) この女 (文春文庫)の他のレビューをみる» 森 絵都 文藝春秋 ¥ 659 (2014-06-10) 釜ヶ崎のドヤ街に暮らす僕に、奇妙な依頼が舞いこんだ。金持ちの奥さんの話を小説に書けば、三百万円もらえるというのだ。ところが彼女は勝手気侭で、身の…

津村記久子『アレグリアとは仕事はできない』  ★★★

アレグリアとは仕事はできない (ちくま文庫) アレグリアとは仕事はできな...の他のレビューをみる» 評価: 津村 記久子 筑摩書房 ¥ 626 (2013-06-10) 「おまえなあ、いいかげんにしろよ!」と叫びたくなるほどの性悪女、アレグリア。男に媚ばかり売って、す…

津村記久子『ポトスライムの舟』  ★★★★

ポトスライムの舟 (講談社文庫) 作者: 津村記久子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2011/04/15 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 19回 この商品を含むブログ (37件) を見る 表題作、初めて読んだときは収入の低さに気を取られてなんて悲惨なんだろうと思…

本谷有希子『ぜつぼう』  ★☆

ぜつぼう 作者: 本谷有希子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2006/04/28 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 50回 この商品を含むブログ (68件) を見る 鬼才・本谷有希子の絶望の最新長編小説。 ぜつぼう、から人間は立ち直れるのか? 売れなくなった芸人…

松浦理英子『親指Pの修業時代』上  ★★★★☆

親指Pの修業時代 上 (河出文庫) 作者: 松浦理英子 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2006/04/05 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 12回 この商品を含むブログ (27件) を見る どこにでもいる無邪気で平凡な女子大生、一実。自殺した親友の四十九日の…

津村記久子『君は永遠にそいつらより若い』  ★★★★★

君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫) 作者: 津村記久子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2009/05/11 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 49回 この商品を含むブログ (53件) を見る 二度目。自分に会いたいと思う人なんていないと思って生きていると…

津村記久子『ミュージック・ブレス・ユー!!』  ★★★★☆

ミュージック・ブレス・ユー!! (角川文庫) 作者: 津村 記久子 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2011/06/23 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 29回 この商品を含むブログ (11件) を見る オケタニアザミは「音楽について…

津村記久子『とにかくうちに帰ります』  ★★★☆

とにかくうちに帰ります 作者: 津村記久子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2012/02 メディア: 単行本 クリック: 8回 この商品を含むブログ (23件) を見る 豪雨で帰宅困難になった人たちの心模様を描く表題作はじめ、それぞれの日々の悲哀と小さな誇り、職…

津村記久子『まともな家の子供はいない』  ★★★★

まともな家の子供はいない 作者: 津村記久子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2011/08/08 メディア: 単行本 クリック: 11回 この商品を含むブログ (25件) を見る 「一週間以上ある長い盆休みはどう過ごせばいいのだろう…気分屋で無気力な父親、そして、お…

津村記久子『君は永遠にそいつらより若い』  ★★★★

君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫) 作者: 津村記久子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2009/05/11 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 49回 この商品を含むブログ (53件) を見る 大学卒業を間近に控え、就職も決まり、単位もばっちり。ある意味、…

津村記久子『八番筋カウンシル』  ★★☆

八番筋カウンシル (朝日文庫) 作者: 津村記久子 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2014/04/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 30歳を目前に会社を辞めたタケヤス。実家に戻り友人と再会するも、地元の八番筋商店街は近郊に巨大モー…

津村記久子『婚礼、葬礼、その他』  ★★★

婚礼、葬礼、その他 (文春文庫) 作者: 津村記久子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2013/02/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る 「呼ぶことはできなくても頻繁に呼ばれる人生」を送るOLのヨシノ。友人から結婚式招待状が届き、申し込ん…

津村記久子『アレグリアとは仕事はできない』  ★★★★

アレグリアとは仕事はできない (ちくま文庫) 作者: 津村記久子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2013/06/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る 「おまえなあ、いいかげんにしろよ!」と叫びたくなるほどの性悪女、アレグリア。男に媚ばか…

津村記久子『ワーカーズ・ダイジェスト』  ★★

ワーカーズ・ダイジェスト ワーカーズ・ダイジェストの他のレビューをみる» 津村 記久子 集英社 ¥ 1,260 (2011-03-25) 32歳は、欲望も希望も薄れていく年だった。けれど、きっと悪いことばかりじゃない。重信:東京の建設会社に勤める。奈加子:大阪のデザイ…

津村記久子『カソウスキの行方』  ★★★☆

カソウスキの行方 (講談社文庫) 作者: 津村記久子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/01/17 メディア: 文庫 クリック: 4回 この商品を含むブログ (14件) を見る 不倫バカップルのせいで、郊外の倉庫に左遷されたイリエ。28歳、独身、彼氏なし。やりきれ…

津村記久子『ポストライムの舟』  ★★★

ポトスライムの舟 (講談社文庫) ポトスライムの舟 (講談社文庫)の他のレビューをみる» 津村 記久子 講談社 ¥ 420 (2011-04-15) 29歳、工場勤務のナガセは、食い扶持のために、「時間を金で売る」虚しさをやり過ごす日々。ある日、自分の年収と世界一周旅行…

津村記久子『カソウスキの行方』  ★★★★

カソウスキの行方 (講談社文庫) カソウスキの行方 (講談社文庫)の他のレビューをみる» 津村 記久子 講談社 ¥ 480 (2012-01-17) 不倫バカップルのせいで、郊外の倉庫に左遷されたイリエ。28歳、独身、彼氏なし。やりきれない毎日から逃れるため、同僚の森川…

桜庭一樹『傷痕』  ★

傷痕 傷痕の他のレビューをみる» 桜庭 一樹 講談社 ¥ 1,680 (2012-01-12) この国が20世紀に産み落とした偉大なるポップスターがとつぜん死んだ夜、報道が世界中を黒い光のように飛びまわった。彼は51歳で、娘らしき、11歳の子どもが一人残された。彼女がど…

小川洋子『海』  ★☆

海 海の他のレビューをみる» 小川 洋子 新潮社 --- (2006-10-28) 恋人の家を訪ねた青年が、海からの風が吹いて初めて鳴る〈鳴鱗琴(メイリンキン)〉について、一晩彼女の弟と語り合う表題作、言葉を失った少女と孤独なドアマンの交流を綴る「ひよこトラック」…

川上未映子『ヘヴン』  ★★★

ヘヴン ヘヴンの他のレビューをみる» 川上 未映子 講談社 ¥ 1,470 (2009-09-02) 「僕とコジマの友情は永遠に続くはずだった。もし彼らが僕たちを放っておいてくれたなら―」驚愕と衝撃、圧倒的感動。涙がとめどなく流れる―。善悪の根源を問う、著者初の長篇…

辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』  ★★

オーダーメイド殺人クラブ オーダーメイド殺人クラブの他のレビューをみる» 辻村 深月 (2011-05-26) 中学二年のふたりが計画する「悲劇」の行方 親の無理解、友人との関係に閉塞感を抱く「リア充」少女の小林アン。普通の中学生とは違う「特別な存在」となる…