Memoria de los Libros Preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります

ミステリ・エンタメ

恩田陸『図書室の海』  ★★☆

図書室の海 (新潮文庫) 恩田 陸 あたしは主人公にはなれない―。関根夏はそう思っていた。だが半年前の卒業式、夏はテニス部の先輩・志田から、秘密の使命を授かった。高校で代々語り継がれる“サヨコ”伝説に関わる使命を…。少女の一瞬のときめきを描く『六番…

宮部みゆき『夢にも思わない』  ★★★

夢にも思わない (角川文庫) 宮部 みゆき 毎年、九月末になると「白河庭園」で行われる、虫聞きの会。もう二十年近くも続いているという、そんな風流な催しに、僕が行く気になったのは、一にも二にもクドウさんのためだった。毎年家族で訪れているというクド…

宮部みゆき『今夜は眠れない』  ★★★☆

今夜は眠れない (角川文庫) 宮部 みゆき 母さんと父さんは今年で結婚十五年目、僕は中学一年生でサッカー部員。そんなごく普通の平和な我が家に、ある日突然、暗雲がたちこめた。“放浪の相場師”とよばれた人物が母さんに五億円もの財産を遺贈したのだ。お隣…

若竹七海『スクランブル』  ★★★★★

スクランブル (集英社文庫) 若竹 七海 80年代を背景に、名門女子校で起きた殺人事件をめぐって、鮮やかに描き出された青春群像。17歳だったことのあるすべての人に贈る、ほろにがくて切ない学園ミステリの傑作。(Amazon) 読み返したら思ってたより毒々しく…

麻耶 雄嵩『貴族探偵』  ★★★

貴族探偵 麻耶 雄嵩 本格愛好家へ贈る、ディテクティブ・ミステリーの傑作!! 自らは推理をしない「貴族」探偵、登場。 推理などという〈雑事〉はすべて、使用人任せ…。 「趣味」探偵の謎の青年が、生真面目な執事や可愛いメイド、巨漢の運転手などを使い、難…

津原泰水『ルピナス探偵団の当惑』  ★★★★

ルピナス探偵団の当惑 (創元推理文庫) 津原 泰水 私立ルピナス学園高等部に通う吾魚彩子は、あるときうっかり密室の謎を解いたばかりに、刑事の姉から殺人事件の推理を強要される。なぜ殺人者は犯行後冷えたピザを食べたのか?その後も飄々たる博識の少年・祀…

P.G.ウッドハウス『がんばれ、ジーヴス』

がんばれ、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション) P.G. ウッドハウス,森村 たまき “あの男がドライマティーニ以外に何かを深く愛したことがあるとは思いません”こうまで腐されたバーティーの今回の運命は?爆笑短篇3作も収録した、シリーズ第11弾。(Amazon…

津原泰水『たまさか人形堂物語』  ★★★★☆

たまさか人形堂物語 津原 泰水 何度目かは知らぬ。三か四じゃないかな。 冨永くんは素敵男子すぎるだろう……そりゃ人形も売れるよ。コレクターに対してちょっとムキになっちゃうとこ含めて素晴らしいよ。この話は(も)キャラが好きすぎるので津原さん早く続…

エラリイ・クイーン編『シャーロック・ホームズの災難』上  ★★★★

シャーロック・ホームズの災難 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 2‐38)) エラリイ・クイーン,中川 裕朗,乾 信一郎 幼き日に出会った一人の英雄、シャーロック・ホームズが、後年のエラリイ・クイーンを作り上げたと言っても過言ではない。アンソロジストと…

海堂尊『チーム・バチスタの栄光』  ★★★

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) 海堂 尊 チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) 海堂 尊 東城大学医学部付属病院の“チーム・バチスタ”は心臓移植の代替手術であるバチスタ手術専門…

藤原伊織『シリウスの道』  ★★★★

シリウスの道 藤原 伊織 東京の大手広告代理店の営業部副部長・辰村祐介は子供のころ大阪で育ち、明子、勝哉という二人の幼馴染がいた。この三人の間には、決して人には言えない、ある秘密があった。それは…。月日は流れ、三人は連絡をとりあうこともなく、…

若竹七海『サンタクロースのせいにしよう』  ★★★★

サンタクロースのせいにしよう 若竹 七海 築25年の一戸建て。料理さえ作れば家賃はただ。そんないい話を見逃す手はない。こうして私は変わり者の銀子さんの家に居候することになったのだが、珍事件が次々と……。(Amazon) 一話読んだら原稿、と思ってたのに…

湊かなえ『贖罪』  ★★★

贖罪 (ミステリ・フロンティア) 湊 かなえ 取り柄と言えるのはきれいな空気、夕方六時には「グリーンスリーブス」のメロディ。そんな穏やかな田舎町で起きた、惨たらしい美少女殺害事件。犯人と目される男の顔をどうしても思い出せない四人の少女たちに投げ…

辻村深月『ぼくのメジャースプーン』  ★★

ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス) 辻村 深月 忌まわしいあの事件が起きたのは、今から三ヵ月前。「ぼく」の小学校で飼っていたうさぎが、何者かによって殺された…。大好きだったうさぎたちの無残な死体を目撃してしまった「ぼく」の幼なじみ・ふみち…

P.G.ウッドハウス『でかした、ジーヴス!』  ★★★★★

でかした、ジーヴス! (ウッドハウス・コレクション) P.G. ウッドハウス,Pelham Grenville Wodehouse,森村 たまき 何度目かって? 読めば読むほど噴出す回数が増えていくんだから問題ナシです。「あなたのおひざですか?」って名訳だと思う。「おひざ」なんだ…

本多孝好『WILL』  ★★★★☆

WILL 本多 孝好 累計30万部超のベストセラー『MOMENT』の待望の姉妹編。『MOMENT』の主人公・神田の幼馴染の女性、葬儀屋・森野の視点で描かれる本作は、前作のラストから7年後の物語。18歳のときに両親を事故で亡くし、家業の葬儀屋を継いだ森野。29歳にな…

P.G.ウッドハウス『ジーヴスと恋の季節』  ★★★★★

ジーヴスと恋の季節 (ウッドハウス・コレクション) P.G. ウッドハウス,P.G. Wodehouse,森村 たまき 百に及ぶウッドハウスの全小説中もっとも複雑で凝りに凝ったプロットを持ち、英国ウッドハウス協会元会長をして“全作品中のベスト”と言わしめた傑作長編小説…

P.G.ウッドハウス『サンキュー、ジーヴス』  ★★★★☆

サンキュー、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション) P.G. ウッドハウス,Pelham Grenville Wodehouse,森村 たまき バンジョレレを習い始めたバーティーは、ご近所から苦情を浴びせられ、田舎のコテージで練習を再開。だが、ジーヴスにも辞められて新たな執事…

若竹七海『プラスマイナスゼロ』  ★★

プラスマイナスゼロ 若竹七海 はじまりは、落ちてきた一匹の蛇だった―。なんか最近、アタシら死体に縁がねーか? 凸凹女子高生トリオが、海辺の町・葉崎を駆け抜ける! ドタバタ×学園×青春ミステリー。(Amazon) あー新刊(ってほどじゃない)と思っておつ…

P.G.ウッドハウス『ジーヴスと封建精神』  ★★★★

ジーヴスと封建精神 (ウッドハウス・コレクション) P.G. ウッドハウス,P.G. Wodehouse,森村 たまき バーティー、またもや婚約か!? お相手は、灰色の脳細胞が破裂寸前までオツムに詰まったあのフローレンス嬢? ―大好評シリーズ第9弾。(Amazon) 再読。フ…

伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』  ★★★☆

ゴールデンスランバー 伊坂 幸太郎 仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえ…

P.G.ウッドハウス『ウースター家の掟』  ★★★★☆

ウースター家の掟 (ウッドハウス・コレクション) P.G. ウッドハウス,Pelham Grenville Wodehouse,森村 たまき 極北的理不尽美少女の無理難題を前に、またまたスープに浸かり続けるご主人様。あらゆる難問を解決し続ける天才執事ジーヴス、今回のお手並みはい…

P.G.ウッドハウス『ジーヴスと朝のよろこび』  ★★★★

ジーヴスと朝のよろこび (ウッドハウス・コレクション) P.G. ウッドハウス,Pelham Grenville Wodehouse,森村 たまき うむ、これによって、地平線は目に見えて明るさを増したと言わねばならない。友人たちのこじれた結婚問題を解決しようと鬼門スティープル・…

P.G.ウッドハウス『それゆけ、ジーヴス』  ★★★★☆

それゆけ、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション) P.G. ウッドハウス,Pelham Grenville Wodehouse,森村 たまき 英国の国民的作家ウッドハウスの「ジーヴス物」から傑作を厳選したコレクション第3弾。ウッドハウス初期の代表的短編集を完訳。天才執事ジーヴ…

P.G.ウッドハウス『比類なきジーヴス』  ★★★★

比類なきジーヴス (ウッドハウス・コレクション) P.G. ウッドハウス,Pelham Grenville Wodehouse,森村 たまき 英国の国民的作家ウッドハウスの「ジーヴス物」から傑作を厳選したコレクション。ぐうたらでダメ男の若旦那バーティーと、とんち男の召使いジーヴ…

P.G.ウッドハウス『ジーヴスの帰還』  ★★★★

ジーヴスの帰還 (ウッドハウス・コレクション) P.G. ウッドハウス,P.G. Wodehouse,森村 たまき 雨どいを滑り降りている時が一番幸せというバーティーはまたもや雨どいを滑り降りることに!? 傑作短編2編も収録した、シリーズ第10弾。(Amazon) ちょwww …

P.G.ウッドハウス『でかした、ジーブス!』  ★★★★★

でかした、ジーヴス! (ウッドハウス・コレクション) Pelham Grenville Wodehouse,森村 たまき 情け知らずのアガサとダリアの両オバさんをはじめ、恥知らずの悪友シッピー・タッピー・ビンゴや怖いもの知らずの悪童トーマスらの猛攻をまえに、またもやピンチ…

伊坂幸太郎『モダンタイムス』  ★★★☆

モダンタイムス (Morning NOVELS) 伊坂 幸太郎 漫画週刊誌「モーニング」で連載された伊坂作品最長1200枚(Amazon) あらすじが見当たらなかった。講談社に特集ページがあったかな? 友達がイマイチって言っていたので期待せずに読んだんだけど、放りっぱな…

P.G.ウッドハウス『ブランディングズ城は荒れ模様』  ★★★★

ブランディングズ城は荒れ模様 (ウッドハウス・スペシャル) 森村 たまき 若い恋人たちの恋路を阻む階級差の壁と不幸な誤解、高貴なる豚エンプレスを襲うどす黒い影。大英帝国社交界を震撼させるギャリー伯父さんのスキャンダラスな回想録の行方は?『夏の稲妻…

P.G.ウッドハウス『ブランディングズ城の夏の稲妻』  ★★★☆

ブランディングズ城の夏の稲妻 (ウッドハウス・スペシャル) P.G. Wodehouse,森村 たまき ゆっくりしたお脳の中にはブタのことしか無いエムズワース伯爵がしろしめすブランディングズ城―浮き世ばなれした楽園を舞台に、卿の甥と可憐なコーラスガールの恋模様…

P.G.ウッドハウス『ジーブスと恋の季節』  ★★★★

ジーヴスと恋の季節 (ウッドハウス・コレクション) P.G. Wodehouse,森村 たまき 再読。全てのカップルが元通りになるところは何度読んでも感動するわあ……。

津原泰水『ルピナス探偵団の当惑』  ★★★★

ルピナス探偵団の当惑 (ミステリー・リーグ) 津原 泰水 再読。少女小説文庫で出てたってことは、挿絵があるってことよね。ちょっと見たい。

海堂尊『ジェネラル・ルージュの凱旋』  ★★★★☆

ジェネラル・ルージュの凱旋 海堂 尊 桜宮市にある東城大学医学部付属病院に、伝説の歌姫が大量吐血で緊急入院した頃、不定愁訴外来の万年講師・田口公平の元には、一枚の怪文書が届いていた。それは救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着している…

石持浅海『Rのつく月には気をつけよう』  ★★☆

Rのつく月には気をつけよう 石持 浅海 湯浅夏美と長江高明、熊井渚の3人は大学時代からの呑み仲間。毎回誰かが連れてくるゲストは、定番の飲み会にアクセントをつける格好のネタ元だ。酔いもまわり口が軽くなったところで盛り上がるのはなんといっても恋愛話…

湊かなえ『告白』  ★★★★

告白 湊 かなえ 我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤め…

石持浅海『温かな手』  ★★☆

温かな手 石持 浅海 大学の研究室に勤める畑寛子の同居人・ギンちゃんは名探偵。サラリーマンの北西匠の同居人・ムーちゃんも名探偵。人間離れした二人は、彼らが遭遇した殺人事件や騒動を、鮮やかに解き明かす! 一風変わった名探偵とそのパートナーが活躍…

東川篤哉『もう誘拐なんかしない』  ★★★☆

もう誘拐なんてしない 東川 篤哉 俺が、おまえを誘拐してやろうか? ひょんなことからヤクザの組長の娘を誘拐する羽目になった翔太郎。関門海峡を挟んで、脱力感あふれる青春が、小気味よい九州弁が、驚愕のミステリーが炸裂する。とびきりキュート、空前の…

米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件』  ★★★

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6) 米澤 穂信 ぼくは思わず苦笑する。去年の夏休みに別れたというのに、何だかまた、小佐内さんと向き合っているような気がする。ぼくと小佐内さんの間にあるのが、極上の甘いものをのせた皿か、連続放火事…

東川篤哉『交換殺人には向かない夜』  ★★☆

交換殺人には向かない夜 (カッパノベルス) 東川 篤哉 浮気調査を依頼され、使用人を装って山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。ガールフレンドに誘われ、彼女の友人が持つ山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平。寂れた商店街の通りで起こった女性の刺殺事件…

東川篤哉『完全犯罪に猫は何匹必要か?』  ★★☆

完全犯罪に猫は何匹必要か? (カッパ・ノベルス) 東川 篤哉 回転寿司チェーンを経営する資産家・豪徳寺豊蔵が殺された。犯行現場は自宅のビニールハウス。そこでは、十年前にも迷宮入りの殺人事件が起こっていた……。豊蔵に飼い猫の捜索を依頼されていた探偵・…

東川篤哉『学ばない探偵たちの学園』  ★★★

学ばない探偵たちの学園 (ジョイ・ノベルス) 東川 篤哉 呑気な雰囲気の私立鯉ヶ窪学園。転校生の赤坂通は非公認サークル・探偵部に入部させられた。彼らの目前で起きた密室殺人。被害者は、芸能クラスのアイドル目当てで侵入した盗撮カメラマン。事件後には…

恩田陸『象と耳鳴り』  ★★☆

象と耳鳴り 恩田 陸 「あたくし、象を見ると耳鳴りがするんです」退職判事関根多佳雄が博物館の帰りに立ち寄った喫茶店。カウンターで見知らぬ上品な老婦人が語り始めたのは、少女時代に英国で遭遇した、象による奇怪な殺人事件だった。だが婦人が去ったのち…

東川篤哉『殺意は必ず三度ある』  ★★★

殺意は必ず三度ある (ジョイ・ノベルス) 東川 篤哉 のんきを絵に描いたような鯉ヶ窪学園。敗退を続ける野球部グラウンドからベースが盗まれてしまう。オレ(=赤坂通)が唯一の下級生として在籍する探偵部員の総力を結集しても謎は解けない。後日、野球部とラ…

東川篤哉『館島』  ★★★☆

館島 (ミステリ・フロンティア) 東川 篤哉 巨大や螺旋階段の下に倒れていた当主の死因は、転落死ではなく墜落死だった!? 天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘にふたたび事件関係者が集められた…

東川篤哉『密室に向かって撃て!』  ★★★

密室に向かって撃て! (カッパ・ノベルス) 東川 篤哉 烏賊川市の外れ、鳥ノ岬にある十条寺食品社長宅に銃声が轟いた。撃たれたのは、偶然居合わせた「名探偵」鵜飼杜夫。失われた銃声の謎と「衆人環視の密室」に、鵜飼とその弟子が挑む。書下ろし長編推理小説…

東川篤哉『密室の鍵貸します』  ★★☆

密室の鍵貸します (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン) 東川 篤哉 その日、烏賊川市立大学映画学科の四年生・戸村流平は、二つの死への嫌疑をかけられた。大学の先輩である茂呂耕作と、元彼女の紺野由紀。流平は、由紀の死に関しては完璧にアリバイがあるのだが…

伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』  ★★★

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) 伊坂 幸太郎 引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑!? そんなお…

米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』  ★★★★

儚い羊たちの祝宴 米澤 穂信 面白かった! 米澤さんはもっとこういうのを書けばいい! 現代ものが古風になってしまうなら本書みたいにちょっと昔の話を書けばいいのよ。……現代じゃないよね? 現代? 金持ちは今もああいう世界で暮らしているの? とてもいい…

米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件』上  ★★

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫) 米澤 穂信 あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。お正月には揃って初詣。ぼくに「小さな誤解でやきもち…

道尾秀介『ラットマン』  ★★★

ラットマン 道尾 秀介 結成14年のアマチュアロックバンドが練習中のスタジオで遭遇した不可解な事件。浮かび上がるメンバーの過去と現在、そして未来。亡くすということ。失うということ。胸に迫る鋭利なロマンティシズム。注目の俊英・道尾秀介の、鮮烈なる…